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ピン工法と構造計算

地鎮祭が終わった日の夜、不動産会社から、電話がかかってきました。

「お宅はピン工法を希望されていましたが、ピン工法をやるには、構造計算をやり直さないといけないのです。やり直した後、市に申請しなくてはならないので、工期が遅れます。」

なんだと!

と思いました。このブログには書きませんでしたが、この不動産会社と契約したときから、ピン工法で建ててほしいと依頼していて、パンフレットまでもらっています。
ピン工法とは、素人の私にはよくわからないですが、建物の接合部分を金具などで補強し、より耐震性を高める工法です。木造在来工法では、他の工法にくらべ耐震性の問題があります。この耐震性を補強する目的で、ピン工法という方法があります。工期にほとんど影響せず、価格も比較的安く補強ができることが特徴です。

参考Web
http://www.sun-town.com/method/tec_one_p3/

すでに、今のプランで構造計算は行っており、それを市に提出しています。この時点では、ピン工法は考慮しないときのものです。それが今頃なって、ピン工法を行うには、ピン工法を行うときの構造計算が必要とのことでした。

それなら、最初からピン工法での構造計算してくれ!と思ったのですが、おそらく、不動産会社もそのことを知らなかったのでしょう。完全に不動産会社の落ち度です。
本当に腹立たしい思いでした。ピン工法を行わなければ、希望の今年中に家が完成するのですが、ピン工法にすると、これから構造計算をやり直すので、通常の完成時期+2か月かかるといわれました。それじゃ来年の2月じゃないか、もうローンが始まっているのに、今の家の家賃もその時期まで払い続けないといけない、おまけに年末には子どもも生まれるし、、、ピンチです。

個人的には、ピン工法で作ると、いままでの造りより丈夫になるのだから、なんで再度構造計算が必要になるのかと疑問に思いました。

家づくりは困難の連続です。(続く)



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