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3階建ては建築確認に時間がかかる

家を建てる前には、建築確認申請を行わないといけません。これは、建物がその地区の法令や条例通りに建っているかどうか、市役所の建築課などで検査をうけることになります。そして、これにパスすれば、ようやく建物を建てることができるようになります。

この申請がおりるまでの期間が2階建と3階建で差がでてきます。不動産会社が言うには、3階建を建てるには、(2階建てに比べて)それなりにきちんと構造計算などがしていないといけないため、確認に時間がかかるとのことでした。例の耐震偽装問題以降、確認申請が厳しくなったようで、特に3階建の審査は厳しく、時間がかかるようです。
さらに、今年は、住宅ローン減税が最後の年だといわれていますので、皆さん、飛び込みでこの時期に家を建てる人が多いようです。まあ、わたしも同じですが。。

住宅ローン減税で減税される額は、今年で最大160万円、これは大きい!なんとか急いで今年中に建ててもらうことはできないかということを不動産会社に頼んでみました。とはいっても建築確認が下りるまでの期間が読めないため、必ず今年中に建つ約束はできないとのことでした。

こちらも、交渉はうまく行わないといけないので、それなら、買わないで別のところを探すにおいを漂わせながら、話合いを行いました。そうしたら、不動産会社からこのような約束を取り付けました。

「もし土地を購入し、建物を建てることになり、今年12月までに建物が立たないようであれば、すなわり住宅ローン減税を受けられないようであれば、ローン減税額160万円分を支払います。」

つまり、たとえ今年中に家が建たなくても、160万円分の減税分のお金は確保できたということになります。
ただし、この場合は、建物のプランなどは、できる限り早く進める必要があるといわれました。

3階建を建てる物件(候補1)、2階建を建てる物件(候補2)どちらにしようか最後まで迷いました。もし3階建を建てる土地であれば、4月の下旬に購入の結論を出してほしいといわれました。
2つともかなり迷いました。結論を出すまで、何度下見をしたか分からないぐらいです。

そして、4月下旬、ついに結論がでました。(続く)



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3階建てに潜む罠

候補となる土地を紹介してくれた不動産会社に行ったのは、4月の中旬でした。担当の営業に会って、詳しい説明を受けてから、実際にその会社が建てている物件を見せてもらいました。建築条件付きの土地で探す場合は、この建物調査が重要になります。当然、大手のハウスメーカーに比べたら建物の価格は非常に安いため、その点を考慮して建物を見る必要があります。
建物を見るときのチェックポイントなどをこと細かく記載している本や雑誌がありますが、実際は、そこまで細かく見ていたら大変です。要点をしぼることが重要です。
自分が要望しているところは重点的に見るべきでしょう。たとえば、収納の状況、水周り、階段、玄関などはチェックしておきたいところです。可能であれば、建築中の建物と完成後の建物を見ることもお勧めします。私たちはどちらも見せてもらいました。

さて、候補となる2つの土地は、何度か行き、日当たり、静かさ、周りの状況などはチェックを行いました。
2つの候補となった土地は次のようなものでした。

候補1:
駅徒歩15分ぐらい、土地面積は狭い(20坪以下)、第一種住居地域(60/200)、北道路で、南側にある施設が建っているため、
ある時間帯は日当たりが悪いが、北側道路と東側が空いているため、午前中は日当たりが期待できる。
道路が近くにあるが、道路の音はあまり気にならない。

候補2:
駅徒歩9分ぐらい、土地面積は25坪ぐらい(セットバックが必要)、第一種低層地域(50/100)、南道路でかつ現在のところ、西側も空いているので、日当たりは全く問題なし、少し歩くと国道があり、夜は多少うるさい。

価格としては、候補2の方が、300万ほど高いです。候補1なら3階建、候補2なら、2階までしか建てられず、収納面からロフトをつけることになります。

この2つの土地の決断はとても迷いました。どちらも希望の条件は満たしていまして、どちらも良い点、悪い点がちょうど同じぐらいある土地だからです。

ただ、不動産会社にいわれたことは、
「3階建を建てるのであれば、今から建てても、今年中に建つかどうか微妙です」
ということでした。え、なぜ? (続く)




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